青色御袍束帯

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■平安天鳳作・青色御袍束帯雛(あおいろ ごほう そくたい びな)

新たに立ち雛仕様のお人形がラインナップに加わりました。

青色御袍束帯雛(立雛)

その色合いは、現代の言い方なら「軽く黄味がかった緑色」または「モスグリーン」といったところでしょうか。

青色御袍は帝の御束帯の頂点「黄櫨染御袍」に準ずるものとして平安時代から伝えられてきました。文様も黄櫨染御袍と同じ「桐竹鳳凰麒麟(きりたけ・ほうおう・きりん)」の筥形文(=長方形の文様)が施されています。

この御袍は、石清水(いわしみず)・加茂の臨時祭の庭座、賭射(のりゆみ)、朝覲行幸(ちょうきんぎょうこう)などの外出時にお召しになったものです。

明治以降はあまり用いられなくなっており、幻の束帯とも呼ばれています。染色が非常に難しかったことが理由と言われています。

平安天鳳作・青色御袍束帯雛

この束帯に使われている織物は、光の強さで色が変わる特徴があります。

室内光の下ではグリーン。直射日光などの強い光の下ではオレンジに色が変わります。(この織物は今では京都のごく限られた所でしか手に入りません。)

青色御袍束帯雛・光源による色の比較写真

※フラッシュは強い光ですが、直射日光ほどではありませんので、オレンジ色が弱めに写っています。

■構成例

青色御袍束帯雛・構成例

※掲載写真は飾り付けの例示です。店舗で実際に販売されている製品とは異なる場合があります。

■特記事項ほか

この織物は、日光のような強い光の下ではオレンジに近い色に、室内光では緑に見えます。織物の特性上、写真撮影が非常に難しい点をご理解下さい。

とくに室内での撮影の場合、環境光・照明の角度や強さ、色合い等によって、全体または一部の色が変化して見えます。

掲載写真が一見色むらのように見えるのはこのような理由ですので、何卒ご理解賜わりますようお願い申し上げます。

製造・出荷可能です。色柄、数量、納期については個別にお問い合わせ下さい。

筥形文

きょけいもん または はこがたもん

筥形文

この文様も天皇専用のものです

再現衣裳です
皇室シリーズは、各種公開資料に基づき平安天鳳が再現・構成した「衣裳」のシリーズです。
各作品について

各作品の情報は主に取扱店様・事業者様向けのものです。一般のお客様には店頭に並ぶセット商品の形でお目にかかります。

撮影時のカメラの特質やご覧のパソコン環境により、現物と色調が異なる場合がありますので予めご了承下さい。

各作品とも手作りのため、年間の生産量を限定しています。品薄、生産終了の場合は何卒ご容赦下さいませ。お早めのご予約をおすすめします。

作品のお買い求め、お問い合わせは弊社直営店または全国の平安天鳳取扱店へどうぞ。

平安天鳳作ひな人形・全国取扱店リスト

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