高級織物シリーズ雛人形:皇室推奨裂
■皇室推奨裂(こうしつすいしょうぎれ)〔正絹・限定作品〕
現在、新規の取扱いはございません。
明治21年(1881)に、明治宮殿が落成して後、第二次大戦中に空襲により消失するまでの間、様々な工芸品・衣装が使われていました。
皇室に納める織物をつくる西陣織業界も、明治以後、西洋から入った技術・デザインを多く取り入れ発展の基礎を固めていましたが、当時の明治皇太后の推奨もあって、アールヌーボーなどに影響を受けた絢爛な意匠が生まれました。この当時の西陣織の意匠を復刻したシリーズがこの「皇室推奨裂」です。
本作では、皇室推奨裂から厳選した織物にて衣装を仕立てています。
■特記事項ほか
現在、新規の取扱いはございません。
名物裂(めいぶつぎれ)
「裂(きれ)」はそのまま布の意味です。「名物」は、特に優れた物、類品の少ない物、珍しい物をいいます。 もともと名物裂(めいぶつぎれ)は、茶器を包んだり書画の表装に使う布という意味だったそうです。昔の茶器というのは、高価な「名物」になると一国一城を買えるほどだったといいますから、そのような高価な品であれば、包む布もそれ相応の格式を求められるわけです。 このように茶人や好事家が貴重な織物に「名物裂」と名付けて重宝することは、鎌倉時代から行われていました。 |
仕立素材の商標等
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各作品について
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