高級織物シリーズ雛人形:龍村織物・玉兎星座文
■經錦 玉兎星座文(ぎょくとせいざもん)〔正絹・限定作品〕
帝の象徴というと、龍、鳳凰、麒麟といった瑞祥を表す想像上の動物がよく使われますが、道教(日本では陰陽道)においては天文学的な表現がされることがあります。
古代の中国思想では、太陽、太陰(月)は陰陽二元の世界の成り立ちを、北極星は天帝を、北斗は天帝の臣下、民衆という人間社会を表すものでした。古代中国の神話はいろいろ入り組んでますが、道教の考え方からいえば、月の象徴は日本でもおなじみの「ウサギ」です。月のウサギは、不老不死の仙薬(お餅ではなく)を搗いていると言われます。
漢の武帝が徐福に命じて東夷の蓬莱へ向かわせたというエピソードにみられるように、皇帝と不老不死は深い関係性があります。
これら天子の象徴たる太陽と月(兎)と星座(北極星と北斗七星)をデザインしたのが、この龍村の玉兎星座文です。
■特記事項ほか
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龍村美術織物
染織を芸術までに高めた、近代染織り界の巨人、初代龍村平藏氏(1876~1962)が創業した西陣織の有名織元です。 和装・茶道具の世界では、非常に評価の高い製品を世に送り出しています。 |
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