高級織物シリーズ雛人形:龍村織物・帯鈎文錦
■帯鈎文錦(たいこうもんにしき)皇室献上織物〔正絹・限定作品〕
五世紀頃、中国北部周縁にいた遊牧民族が「匈奴」です。かの有名な万里の長城は、秦の始皇帝が匈奴の侵入を阻止するために建設したのが始まりです。
モンゴルのウランバートルの近くに匈奴の遺跡「ノインウラ古墳群」があります。その遺跡からギリシャやペルシャの影響のみられる漢代の経錦が見つかりました。これらは現在ロシアのエルミタージュ博物館に所蔵されていますが、龍村織物が同美術館の協力の下、復元したのがこの帯鈎文錦です。
デザイン自体は何かの動物を模したようなのですが、それが実在の動物なのか、想像上の動物なのかは、匈奴自体が記録や伝承を残さない民族だったこともあって、あまりはっきりしていません。ですが、かなり独創性のあるデザインであることは間違いありません。
■特記事項ほか
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龍村美術織物
染織を芸術までに高めた、近代染織り界の巨人、初代龍村平藏氏(1876~1962)が創業した西陣織の有名織元です。 和装・茶道具の世界では、非常に評価の高い製品を世に送り出しています。 |
仕立素材の商標等
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各作品について
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