麹塵御袍(きくじんごほう)

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■麹塵御袍 雲鶴文様(限定作品・有職正絹)

麹塵御袍 雲鶴文様

平安時代以来、天皇は黄櫨染のほかに、略儀の束帯の袍に用いた桐竹鳳凰麒麟文様(天皇専用)の青色御袍を使用していました。

麹塵御袍は、これらに比べると軽めの装束で、一定条件下で臣下の着用も許されていたようです。この黒色の麹塵御袍は大臣又は蔵人(くろうど)が内宴参列の時に着用したものです。

文様についてですが、公家では通常、雲鶴文様や雲立涌文様の袍を用いましたが、現在では黒の束帯に雲鶴文様といえば成人男性皇族のものとなっています。

写真殿は「雲鶴文様(平安後期以降は親王用)」、姫の唐衣は有職織物「亀甲地紋に雲鶴の丸」。


2010年、刺繍入りがバリエーションに加わりました。

麹塵御袍 鳳凰刺繍

■特記事項ほか

衣装の色は黒に見えますが、実際は黒に近い青紫系です。フラッシュなど強い光の下では、紫系統の色が強く出てきます。

麹塵御袍 写真比較

生産状況については個別にお問い合わせ下さい。
素材の仕入れや在庫の状況により生産していない場合があります。

写真の色合いに関して

撮影時のライティングや環境光の影響で、写真では濃い青または深い紫に写っています。

織物の特性のため、写真と実物とは色が異なりますので、ご注意下さい。

再現衣裳です
皇室シリーズは、各種公開資料に基づき平安天鳳が再現・構成した「衣裳」のシリーズです。
各作品について

各作品の情報は主に取扱店様・事業者様向けのものです。一般のお客様には店頭に並ぶセット商品の形でお目にかかります。

撮影時のカメラの特質やご覧のパソコン環境により、現物と色調が異なる場合がありますので予めご了承下さい。

各作品とも手作りのため、年間の生産量を限定しています。品薄、生産終了の場合は何卒ご容赦下さいませ。お早めのご予約をおすすめします。

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