平安天鳳作 三人官女:釆女
■三人官女「釆女(うねめ)」・江戸時代の装い
帝に近侍して配膳等にあたる御宮の最上級の女官です。「うねめ」または「うねべ」といいます。
日本書紀によると、日本各地から集められた容色端麗な独身女性をこの任にあてたといいますので、普通の三人官女と異なり、中央の女官は未婚者(眉あり、お歯黒なし)となります。
采女自体は歴史が古く、飛鳥時代の孝徳天皇の頃、帝によってこの女官が創設されたと記されていますが、本作品では江戸時代の装束を再現しています。
■特記事項ほか
生産状況については個別にお問い合わせ下さい。
素材の仕入れや在庫の状況により生産していない場合があります。本作品では、一般の三人官女と大きく異なります。
- 公家の女性ということで、頭に玉串がついています。
- 通常、中央は既婚者で眉を落としてお歯黒をしていますが、本作は全員未婚者で構成しています。
- 帝に近侍する女官の形ですので、持ち物の構成を変更し、昆布巻、鯛、かまぼこを持たせています。
構成は帝の近侍ということで青色御袍などの天皇束帯と合わせることをお勧めします。
雛飾りのカスタムメイドでは三人官女のお顔も変更できますが、本作品は頭が特殊になりますので変更の対象外とさせていただいております。