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一部、Webmasterの個人的な経験を基に論じている部分があります。一般的ではないこともあるかと思いますので、その点ご了承ください。

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外国とひな祭り

■ひな祭りは日本独自の習慣

現在の形のひな祭りは、紛れもなく、日本独自の習慣です。

子供の「ひいな遊び」と「形代」、暦の「節句」が結びついて発展していったものです。

節句という習慣などの点では、起源的に中国文化の影響は多少あるようです。

参照→「ひな祭りの歴史

■ひな祭りを英語で言うと

辞書には、the Girl's Festival または the Doll's festival と載っています。

5月5日の端午の節句・子供の日の訳「 the Boy's Festival」との対比で、前者の方が適切なように思います。

実際に英語圏の人(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア人)と話してみた感覚でも、前者のほうが通りがよい印象があります。

大学等で日本語を勉強した人なら、まず「ひな祭り」という単語は知っているはずです。

知らなかった人でも、「女の子の祭り」という響きで好意的に受け止められることが多いという話もよく聞きます。

■外国人と雛人形

日本に興味のある外国人であれば、おおよその人は知識としてあるようです。

私(Webmaster)が知っている例で、大学を卒業したばかりの、若いイギリス人女性ですが、自分の雛人形をもっているそうです。ただ、英国内で骨董品として手に入れたもののようで、少々汚れや破損があるとのこと。(ちなみに、直したらどうか尋ねてみたところ、本国の自宅にあるそうで、すぐには難しいとは言っていました。)


雛祭りが一般に広く知られているかといえば、残念ながらそうではなさそうです。

少なくとも日本人がイースターやハロウィンを知っている程度までには至っていないと思います。

日本でハロウィンの知識が広まり始めたのは、1982年のスティーブン・スピルバーグ監督の「E.T.」がきっかけではないかと思うのですが、現在では10月の末になると街で子供達のコスチュームみかけるようにまでなっています。メディアの文化伝播力のすごさを感じます。

現在、漫画・アニメを中心に日本のサブカルチャーが外国で受けています。アニメなどで日本の日常生活アイテムが外国の人の興味を引くという例が増えているようです。畳、こたつ、鯛焼き、たこ焼きなど、漫画・アニメ経由で関心が広がっているような話をネット上で見ることがあります。若い人を中心に少しずつ日本人の日常的な生活知識が広がっているのかもしれません。

きっかけだけの問題で、雛祭りの知識が世界中に広がる可能性はゼロではないと思います。


ただ、現状に限って言えば、感覚的には美術品として見られることのほうが多いでしょう。

実際、海外向けに平安天鳳作の雛人形を出品して(代理店経由)いますが、美術品として選択・構成した上での出品となっています。

 

文責 Webmaster
協力 ACC英語学院 名古屋校

2008年12月19日